2~3歳児におすすめ!!~いろいろな運動遊び~

運動遊び

今回は2~3歳児におすすめの遊びを7つの種目別に紹介したいと思います。

2~3歳児は1歳児と比べて運動の幅がかなり広がります。体の動かし方を学ぶ最適な段階ですので、いろいろな遊びに触れてみましょう。紹介する7種目は「ボール・鬼・表現・固定遊具・フープ・縄・マット」に関する遊びです。1歳児、4歳児、5歳児の遊びについても別の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

①ボール遊び

・ボール転がし(狙う)

 1歳児の遊びでも紹介していますが、今回紹介するボール転がしは目標物に向かって転がすという遊びとなります。そのため、どちらかというと「転がす」というよりも「狙う」という意味合いが強い遊びです。人のいる場所を狙って転がしてみたり、物を狙って転がしてみたりしながら、ボールをコントロールする力を養うことができます。

・ボール投げ

 文字通り、ボールを投げる遊びです。ここでのポイントは、いろいろな投げ方を楽しむという点です。両手投げが基本となる発達段階ではありますが、両手にこだわらず、片手で投げたり、上から、横から、下からなど、いろいろな投げ方でボールを投げることで、様々な体の動かし方を体験することができます。

・ボール蹴り

 こちらもシンプルな遊びとなりますが、ボールを蹴って楽しむ遊びです。投げることと同様に、あまり蹴り方についてはこだわらず、足にボールが当たって飛んでいくという感覚を楽しむことがポイントとなります。現在はボールを蹴って遊ぶスペースや機会が少なくなってきているため、ボール蹴りができる環境があればぜひ実践してもらいたい遊びです。

・ボール回し

お腹や頭、膝の周りを通して、回してみる遊びです(ボール自体を回転させるのではなく、体の周りを通過させるという意味です)。よくバスケットボール選手がウォーミングアップなどでやっているのを見かけますが、ボールの扱い方を学ぶために最適な遊びです。最初はゆっくり始めて、慣れてきたら速く回せるように挑戦してみましょう。

・クレーン

 両足でボールを挟み持ち上げたり移動させたりする遊びです。足にボールを挟むこと自体難しいため、なかなか楽しさを感じられないかもしれませんが、体幹を刺激する運動の一種となります。ボールを挟みながらくるくる回ったり、誰かに渡したりしながら遊んでみましょう。

②鬼遊び

・鬼ごっこ

 誰もが知っている通常の鬼ごっこです。1歳では1対1の追いかけっこを基本としていましたが、複数人で行うことができるようになります。2~3人から始めて、徐々に複数人で行う追いかけっこの楽しさを感じましょう。鬼ごっこに関しては別記事でその有用性についても話をしていますので、よかったらご参照ください。

・島鬼

 フープや縄で島をつくり、鬼は島へ入れないという制限のある鬼ごっこです。逃げる側に休息ポイントができるため、逃げる側に少し有利な鬼ごっことなります。逃げる側と鬼側の走力の差が大きい場合におすすめの鬼ごっこです。ただ、いつまでも島の中にいていいというルールだと、鬼側が捕まえられなくなってしまうため、3数える間や5数える間など、島に入っていられる時間制限を決めるとよいでしょう。

・隠れ鬼

 1歳で紹介した追いかけっことかくれんぼを合体させた遊びです。最初にいろいろな場所に隠れ、見つかったら通常の鬼ごっこへと移行していきます。かくれんぼのドキドキ感と、鬼ごっこのスリルが合わさっているため、子ども達に人気の遊びの一つです。

・色鬼

 鬼が色を指定し、逃げる人がその色のものに触れるまでに捕まえるという鬼ごっこです。指定できる色が少ない場合は盛り上がりに欠けてしまいますが、自分の服や靴なども含めて様々な色を探す楽しみも含まれる遊びです。瞬間的に色を探し、そこに向かわないといけないため、瞬間的判断力を養うことができます。

③表現遊び

・リズム遊び

 代表者の指示や音楽に合わせて拍手をする遊びです。タイミングよく拍手をすることで、リズム感を養うことができます。複数人でなじみのある歌や曲に合わせて拍手をすると、他の人と作り出す一体感を感じることもできます。

・動物ごっこ

 1歳児の遊びでも紹介をしましたが、今回は「音楽」をプラスして動物のまねをしてみましょう。動物のまねをしながら、音楽に合わせて動きを変えることで、動きの幅を広げることができます。ゆったりとした曲、リズミカルな曲など、いろいろな曲で動物を表現してみましょう。

④固定遊具遊び

・ブランコ

 2歳となり、ブランコの乗り方を覚えてきたら、1人で座りこぎに挑戦してみましょう。最初は勢いのつけ方がわからず難しいと感じると思いますが、誰かに押してもらったり、揺らしてもらったりしながら、勢いのつけ方を学んでみましょう。

・ジャングルジム

 ジャングルジムが近くにあれば、ぜひ遊んでみましょう。あまり高い場所に行くと降りられなくなる可能性があるため、無理のない高さで遊びましょう。中をくぐったり、ぶら下がってみたりなど、遊び方のバリエーションが多いため、飽きることなく遊ぶことができます。

※リュックなどを背負っていたり、ひもなどが体の近くにないことを確認してから遊びましょう。事故の原因となります。

・鉄棒

 鉄棒ではぶら下がって遊ぶことができます。回ったり、のぼったりということは難しいですが、ぶら下がって体が伸びる心地よさを感じたり、体を浮かす感覚を感じたりと、日常ではあまり感じることできない感覚を得ることができます。ぶら下がるための力を必要とするため、筋肉にも良い刺激を加える機会にもなります。

⑤フープ遊び

・立ち上がり

 まず、フープの中に入り、しゃがんだ状態で他の人にフープを頭の上から落としてもらいます。そして、フープが地面に着くと同時に立ち上がる遊びです。立った状態からフープと同時にしゃがむという遊びでも構いません。タイミングよくしゃがみ込むことが求められますので、タイミング調整力を養うことができます。

・輪投げ

 目標物や目印がフープの中に入るように投げる遊びです。輪投げにしては大きいかもしれませんが、2~3歳児にとってはフープの中に目標物が確実に入ることが大切です。たくさんの目標物をフープの中に入れて、成功体験を積み重ねましょう。

・電車ごっこ

 一人でフープの中に入ったり、二人でフープの中に入ったりしながら電車のように動いて遊びます。友達や保護者と一緒に歩いたり、連結したりしながら移動して楽しめる遊びです。音楽に合わせて移動すると、さらに盛り上がります。

・フープ渡り

 フープを床に並べ、ジャンプしながらフープを渡っていく遊びです。この遊びの発展系がケンパー遊びとなります。大きなフープで確実に中に入れるように配置してあげ、慣れてきたら徐々に離していくとよいでしょう。いろいろなところにフープを配置し、いろんな方向に渡れるようにして遊んでみましょう。

⑥縄遊び

・縄超え

 大人や友達と一緒に、縄を前後、左右に跳んで楽しむ遊びです。縄は動かさず、地面に置いた状態で行います。慣れてきたら、合図や音楽に合わせながらリズミカルに跳んでみましょう。瞬発力や敏捷性の向上につながります。

・ヘビ跳び

 短縄もしくは長縄を揺らし、へびのような動きをしている縄を跳ぶ遊びです。上記の縄越えが簡単にできるようになったら、こちらのヘビ跳びに挑戦してみると良いかと思います。縄が動いているため、確実に跳び越すことが求められます。

・いろはにほへと

 縄を2本用意し、2人が縄もち役となります。縄もち役の人は歌に合わせて縄を揺らし、歌が終わると同時にいろいろな高さで縄を止めます。待っている人は縄のほうを見ないように待ち、歌が終わると同時に上、下、真ん中を宣言します。宣言した人は自分が宣言した高さのスペースを縄に当たらないようにくぐっていくという遊びです。縄に当たらないように体を動かすため、体の動かし方を意識させることができます。縄が引っかかる可能性がありますので、慣れていない場合はゴム紐を使うと安全に遊ぶことができます。

⑦マット遊び

・山登り

 マットでつくった山を登ったり、滑り降りたりする遊びです。登り方は自由ですので、歩いて登ったり、よじ登ったりと、いろいろな登り方、降り方で楽しめます。

・卵遊び

 膝を抱え、たまごをイメージしながら丸まった状態で、揺れたり、転がったりする遊びです。マットがなくてもできますが、背中が痛くなる可能性があるため、マットの上で遊ぶことをおすすめします。シンプルですがバランスや体幹を鍛えることにつながる遊びです。

・跳び下り

 跳び箱などを利用して、無理のない高さから跳び下りる遊びです。いろいろなポーズをとりながら跳び降りたり、フープなどで着地点をつくったりなどの工夫をすると良いでしょう。足に適度な衝撃を与えることは、骨を強くすることにつながりますので、このような着地運動は2~3歳の発育に必要な遊びと言えます。

跳んで遊ぶ子ども

以上、2~3歳児におすすめする遊びを7つの種目別に紹介しました。1歳児に比べると自分の意志でできる運動の幅がかなり広がっていますので、大人や友達との関わりも含めながら楽しんでもらえると幸いです。

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