【運動遊び大図鑑】おすすめの表現遊び15選を紹介!!

運動遊び

今回は年齢別(1歳~5歳)の表現遊びについて紹介したいと思います。過去の記事では年齢別のねらいなどについても書いていますので、保育者の方や指導案の参考にしたいという方はそちらをご覧ください。

表現遊びは身近な生き物、乗り物、事象などを題材にして遊ぶことができるため、道具を使わずに誰でも楽しむことができる遊びです。もちろん、道具を活用することで遊びの幅を広げることもできます。何より、身近なものをまねして遊ぶことから始まり、想像の世界や非現実的な世界を表現することで、日常では感じることのできない世界へと入り込むことができます。人は言葉、表情、動作などで表現をすることでコミュニケーションをとる生き物ですので、表現遊びでその素地を養うことは非常に重要といえます。年齢に関わらず、表現遊びでいろいろな世界観を体験してみましょう。

踊る子ども

◎1歳

大人のまねをする

保護者や保育者の表情や動きをまねしてみましょう。1歳前半ではまだ同じようにまねをするのが難しいかもしれませんが、子どもなりのまねをしている姿は見られます。子どもが面白いなと思った動きは、大人が意識しているものではなくともまねをしますので、繰り返し見せてくれる動きが出てきた場合は、何をまねしているのかをくみ取りながら、一緒に繰り返して遊んでみましょう。その際、動きだけではなく、表情にも注目して遊んでみましょう。

②身近なもののまねをする

生き物、乗り物、食べ物など、身近にあるものを体でまねしてみましょう。最初はゾウやカエル、ウサギなど、特徴的な動きがあり、イメージがしやすい動物などがおすすめです。月齢が上がってきたら、電車や車などの乗り物もまねしてみましょう。食べ物は動かないため、まねがしづらいと思われるかもしれませんが、動かないものを自分の中で想像し、動かしてみることこそ、表現遊びの最大の楽しみ方でもありますので、野菜や果物になったら?という問いかけをしながら表現を楽しんでみましょう。

ライオンのまねをする子ども

◎2~3歳

動物ごっこ

動物の鳴き声や動き、特徴をまねする遊びです。1歳児でも身近な生き物をまねしていましたが、2~3歳ではより具体的な動物をイメージして遊んでみましょう。イメージするためには観察が必要となりますので、可能であれば事前に動物を見に行ったり、動画や絵本で見た後に遊んでみると、活発な遊びが期待できるでしょう。

②曲調に合わせた動き

リズミカルな動きや、ゆったりとした動き、跳びはねるような動きなど、曲調に合わせた動きを自由に表現する遊びです。正解はありませんので、好きな動きをしてよいのですが、最初は自由がゆえにどのような動きをしたらよいのかわからず、戸惑ってしまうかもしれません。そのような場合は、保護者や保育者が率先して動きを見せてあげましょう。動くことが恥ずかしいと思う子も中にはいるかもしれませんので、その場合も大人が先に動き、表現遊びが恥ずかしいものではないことを見せてあげましょう。

③曲調に合わせた動物ごっこ

曲調に合わせて動物がどのような動きをするか、自由に表現する遊びです。上記の①と②を合わせた遊びとなります。動物が普段見せない動きや、現実ではありえないような動きを、曲調に合わせて表現します。ゾウが空を飛んでいたり、ゴリラがバレエをしていたりと、常識にとらわれない動きを歓迎して遊んでみましょう。

④歌遊び

知っている歌に合わせて、みんなで動きを揃えて表現してみましょう。最初は手でリズムをとることから始まり、慣れてきたら足をつかったり、肩を叩いてみたりと、歌に合わせて全身を動かしてみましょう。知っている歌だとリズムも取りやすく、体も動かしやすくなりますので、みんなが知っている人気の曲に動きを付けてみると良いかと思います。

⑤和太鼓遊び

太鼓を叩きながら、太鼓の音に合わせて手拍子、足拍子など、全身でリズムをとる遊びです。和太鼓がない場合のほうが多いため、全ての子どもが経験できることではないかと思いますが、和太鼓や太鼓に代わるものがあればチャレンジしてみましょう。2~3歳では難しいと思われるかもしれませんが、太鼓はリズムがとりやすく、想像以上にリズミカルに太鼓をたたくことができます。また、太鼓をたたくだけではなく、太鼓の音に合わせて体を動かすことで、叩いている人だけでなく、その周りの人も楽しむことができます。道具が揃っていたら、ぜひ遊んでみましょう。

鏡の前で踊る子ども

◎4歳

縄で作った形を表現

縄で作った自由な形を体で表現してみる遊びです。縄を適当な場所に放り投げて、できた縄の形をまねしてみることで、想像つかないような表現の形が出来上がることがあります。縄は縄跳びに使われるというイメージがあるかもしれませんが、表現遊びにも十分活用することができるため、縄の形をまねしたり、縄で動物を作ってみたりして、イメージの世界を楽しみましょう。

②新聞紙をちぎった形を表現

新聞紙をちぎってできた形を表現してみる遊びです。子ども達はちぎることも大好きなのですが、そこで終わらせるのではなく、ちぎった形を表現するところまでもっていってみましょう。ランダムにちぎった形は細長いものやギザギザしているものなど、いろいろな形があります。そんな形を可能な限り体で表現することで、日常では経験することのできない体の動かし方を経験できることもあります。ちぎった形の見え方も人それぞれ違いますので、自分の感じた形を自由に表現して遊んでみましょう。

③布の動きを表現

布を揺らしたり、丸めたり、たたんだりと、布の動き、形を表現してみる遊びです。布は身近にある道具の中でも活用がしやすく、表現の幅も大きく広げることができます。あまりにも身近にあるため、遊びの道具として認識されにくいのですが、いろいろな形、重さ、大きさの布を用意して、それぞれの動きや形の変化などをまねして遊ぶことで、イメージの世界を広げることができます。おすすめは工芸や裁縫で使われる「オーガンジー」といわれる生地です。軽くて浮きやすいため、動きが変化させやすいうえに、女の子はお姫様の髪飾りのようにして、男の子はマントのようにして遊ぶこともできるため、活用方法も幅広い布です。ぜひチェックしてみてください。

④ボールの動きを表現

ボールのように転がったり、跳ねてみたりとボールの動きを表現してみる遊びです。ボールは弾む、転がる、つぶれるといった特性を持っていますので、他の道具にはない動きを見ることができます。そして、その動きは人が生活する中では経験することのできない動きが多く含まれているため、表現してみるのには最適の道具です。みんなでぴょんぴょん跳ねて、弾んでいる様子を表現してみたり、コロコロ転がってみたりと、ボールの特性を表現遊びのなかに組み込んでみましょう。

運動会で踊る子ども

5歳

洗濯遊び

洗濯されている布や服を表現し、洗われたり、干されたり、たたまれたりといった事象を表現する遊びです。洗濯をする側とされる側に分かれて遊んでも構いません。普段何気なく見ている「洗濯」という動作を改めて思い返してみることで、たくさんの表現ポイントがあることがわかります。洗濯機の中の様子、干されるときの様子、たたまれるときの様子など、家庭によって違いがあると思いますので、いろいろな洗濯の様子を表現しながら遊んでみましょう。可能であれば、洗濯に関する絵本などを読んだ後に遊ぶとイメージがしやすいかと思います。「グルグル」「ジャー」などのオノマトペも活用してみましょう。

②料理遊び

カレーライスやサラダなど、料理される野菜や果物になりきり、切られたり、煮込まれたり、盛り付けられたりといった事象を表現する遊びです。野菜や果物によっては、切るときに固かったり柔らかかったりと、素材の性質に違いがあり、切り方や調理の仕方も変わってきます。そこを細かくとらえられると、一つの料理でもたくさんの表現ポイントが見えてきます。お泊り遠足やお料理教室など、料理に関するイベントと関連して遊ぶことができると、なお良いかと思います。「トントン」「グツグツ」などのオノマトペも活用してみましょう。

③もちつき遊び

つかれるもちになりきって、いろいろな形の変化や固さの様子などを表現する遊びです。もちは形が自在に変化するため、自由な表現をする題材としてはぴったりです。のびたり、縮んだり、ちぎれたり、くっついたりと、いろいろな様子を表現して遊ぶことができます。日にちが経ったおもちや、焼き立てのおもちなど、固さにも注目して遊んでみましょう。「ペッタンペッタン」「ビヨーン」といったオノマトペも活用できます。

④雲遊び

空に浮かぶ雲の形を表現したり、雲の流れる様子、雨を降らせたりする様子など、天候を題材に表現する遊びです。雲は観察する機会が比較的多いため、道具も必要なく、すぐに遊びにつなげられる題材です。加えて、刻一刻と形を変化させるため、子ども達の好きな形を見つけた後、表現にうつるという流れがつくりやすいのもポイントです。雨や雷、雪などを降らせる雲など、いろいろな雲の様子を含めて表現してみましょう。「フワフワ」「ザーザー」といったオノマトペも活用できます。

微笑みながら踊る幼児

今回は年齢別に表現遊びについて紹介してみました。表現遊びはあまり意識されていないかもしれませんが、擬音語(オノマトペ)や手遊び、まね遊びなど、日常に溶け込んでいるものも多く、意識せずとも行っていることが少なくありません。そのため、日常生活や絵本、イベントなどと関連付けて遊びに発展させることができます。様々な活動の前後に表現遊びを取り入れて、活動に対する意識づけを強めたり、振り返りを行ったりと、表現遊びによる相乗効果を狙ってみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました