保育や指導案にも使える!! おすすめの固定遊具遊び17選を紹介!!

運動遊び

今回は年齢別(1歳~5歳)の固定遊具遊びについて紹介したいと思います。過去の記事では年齢別のねらいなどについても書いていますので、保育者の方や指導案の参考にしたいという方はそちらをご覧ください。

固定遊具遊びは他の遊びと違い、遊ぶ場所が限定されてしまいますが、日常生活では得難い感覚を経験することができます。例えば、ブランコで「揺れる」感覚やすべり台で「すべる」感覚、鉄棒での「回る」感覚など、普段の生活ではなかなか体感することのできない感覚を得ることができます。個人はもちろんのこと、集団での遊びにも活用することができますので、固定遊具が近くにある場合は、ぜひ活用してみましょう。

すべり台をすべる兄弟

◎1歳

ブランコ

大人と一緒に前を向いたり、後ろを向いたりしながら揺れてみましょう。抱っこをしてもらいながら揺れるという経験はあるかもしませんが、ブランコのように大きく揺れる感覚は初めてかと思います。最初はびっくりしてしまう子もいますが、慣れてくると揺れる心地よさを感じて繰り返し遊ぶ子も増えてきます。基本的には大人と一緒に座って遊び、座椅子が深くベビーチェアのような形になっているブランコであれば、単独で乗って揺れる感覚を楽しみましょう。

ブランコで遊ぶ親子

②すべり台

大人と一緒にすべったり、短い距離をすべったりして遊んでみましょう。すべる感覚は日常生活ではほとんど経験できない感覚かと思います。経験できたとしても短い距離となってしまうかと思いますので、すべり台ですべる感覚は非常に重要な経験となります。大人と一緒にすべりながらも、1歳後半にもなると一人ですべることもできます。大人と一緒にすべることを考えると、すべり台の横幅がある程度広いすべり台を見つけられると良いでしょう。すべり台を逆走する子もいますが、それを含めてすべり台の楽しさを感じてみましょう。

すべり台

◎2~3歳

ジグザグ歩き

登り棒や鉄棒を支えとしながらジグザグに歩く遊びです。この遊びは特定の固定遊具を必要としないのですが、遊具間の移動を楽しむという遊びとなります。遊具そのもので遊ぶのはもちろん楽しいのですが、遊具間を移動する際にも一つの工夫として遊びを組み込むことができます。歩行の安定化のためにも意識的にジグザグと歩いてみましょう。

②ジャングルジム

ジャングルジムの中を歩いたり移動したりする遊びです。ジャングルジムは握ったり、足を着いたりするバーが上下左右にあるため、比較的安全に移動をすることができます。しかし、足を踏み外したり、手が滑ってしまったりすることも考えられるため、常に注意は必要です。どこを掴み、どこに足をかけるのかを考えながら移動することで、体の動かし方を学ぶ機会にもつながります。

③すべり台

いろいろなすべり方ですべってみましょう。これまでは大人の人と一緒にすべることが多かったかもしれませんが、1人ですべれるようになったら、通常の座ったままのすべり方からうつ伏せですべってみたり、仰向けですべってみたりと、体勢を変えてすべってみましょう。頭からすべるときは危険を伴うため、スピードや降りた先に気をつけながらすべりましょう。

④ブランコ

一人で座りこぎに挑戦してみましょう。足を動かしながら反動をつけていくのは、最初はなかなか難しいかもしれません。そのため、最初だけ少し揺らしてもらい、その力を利用して揺れ幅を大きくしていくことが良いかと思います。大きく揺れる心地よさを感じながら、勢いのつけ方を学びましょう。

⑤鉄棒

棒につかまってぶら下がってみましょう。ぶら下がることに慣れてきたら、誰が一番長くぶら下がっていられるか競争してみましょう。器用な子の中には、豚の丸焼きや足抜き回りといった技をこなしてしまう子もいますが、技能の幅には個人差がありますので、2~3歳時点ではぶら下がったり、よじ登ったりという動作で楽しむことができれば十分でしょう。

ジャングルジムで遊ぶ子ども

◎4歳

固定遊具間の移動

固定遊具にタッチをしながら移動してみましょう。2~3歳の記事でも紹介したジグザグ歩きでも構わないのですが、移動する間に目的とする固定遊具とは別の遊具がある場合、固定遊具をタッチしながら移動してみましょう。移動の間も遊びを組み込むことで、意欲を低下させずに次の遊びへと移ることができます。

②ジャングルジム

じゃんけんをしながらジャングルジムを移動したり、鬼ごっこをしたりして遊んでみましょう。よくある遊びをジャングルジムで行うというだけですが、全く違った遊びといっていいほど勝手が違ってきます。じゃんけんで負けてしまった人は道を譲る、タッチされたら鬼が変わる等のルールを確認してから遊びましょう。鬼ごっこに関しては、逃げる側が焦って移動し、落下したりバーにぶつかったりしないよう注意しましょう。

③すべり台

友達と連なってすべってみましょう。これまでは大人と一緒にすべることあれど、ほとんど個人で滑っていたと思います。幅の狭いすべり台では難しいですが、幅の広いすべり台であれば、友達と一緒に手をつないだり、同じタイミングですべってみましょう。いろいろな体勢ですべるなど、工夫ができるとなお楽しく遊ぶことができます。

④ブランコ

座りこぎや立ちこぎに挑戦してみましょう。座りこぎに慣れていない子でも、立ちこぎに挑戦してみると、立ちこぎのほうがやりやすい場合があります。そのため、座りこぎができるようになってから立ちこぎといったように、順番を決めてしまわずに、やりやすいこぎ方で遊びましょう。自分一人で揺らせるようになると、さらにブランコ遊びが楽しくなるはずです。

⑤鉄棒

ぶら下がり、布団干し、ぶたの丸焼き、足相撲などに挑戦してみましょう。ぶら下がりはもちろん、お腹に鉄棒を挟んで布団のようにぶら下がる「布団干し」、両手と両足で鉄棒を挟む「豚の丸焼き」、両手でぶら下がりながら、足で相手を挟んで、どちらが長くぶら下がっていられるか競う「足相撲」など、ぶら下がり系の遊びを中心に遊んでみましょう。もちろん、前回りなどの回転系や、つばめなどの支持系の技にも可能であれば挑戦してみましょう。

鉄棒にぶら下がる子ども達

5歳

登り棒

シンプルですが、登ったり、降りたり、棒を2本使って遊んだりしてみましょう。登り棒は基本的に登るか降りるかという遊びに限られてしまいますが、動作自体は難易度の高い遊具となります。そのため、手と足を上手に使って登る「コツ」が求められます。技能に差が出てしまう遊具ではありますが、力の入れ具合や巧緻性の向上にもつながるため、みんなで登る高さや速さを競争して遊んでみましょう。

②ジャングルジム

個人的な技の挑戦としては、足掛けぶら下がりなどの逆さ姿勢になる遊びに取り組んでみましょう。ジャングルジムはバーとバーの感覚が近いため足場を作りやすく、鉄棒では難しい技でも成功する可能性が高くなります。そのため、普段は難しい逆さ姿勢や回転系の技などに取り組んでみましょう。また、集団遊びとしては「けいどろ」や「だるまさんがころんだ」などが盛り上がる遊びとして挙げられます。いつもとは違う環境で遊んでみましょう。

③すべり台

斜面を登ったり、降りる速さに変化を加えたりして遊んでみましょう。もちろん、斜面を登る際にはすべってくる人がいないことを確認してから登りましょう。ゆっくりすべったり、速くすべったりと、速さを調節するためには力の出力を調整する必要があるため、体の使い方を学ぶ機会にもつながります。集団で遊ぶことは難しいかもしれませんが、幅の広いすべり台であれば、上で待っている人と、下から登ってくる人に分かれ、上の人は下の人をタッチして通さないようにし、下の人は上の人にタッチされないように通過するという遊びも楽しむことができます。ネーミングが悪いかもしれませんが、私達は「天国と地獄」と呼んでいた遊びです。天国側が圧倒的に有利なため、天国側の人数を少なくして遊んでみましょう。

④ブランコ

座りこぎから跳び出し降りをしたり、揺れ幅を大きくして遊んでみましょう。跳び出し降りは前方のバーに当たらないように注意が必要です。ブランコは他の固定遊具と比べると、遊具の性質上遊びの幅が広くないため、いろいろな姿勢で揺れるということが基本となりますが、この「揺れる」という動作を普段の生活で体感することはなかなかできないため、揺れ幅の調整や揺れる姿勢を工夫して遊んでみましょう。

⑤鉄棒

前回りや足抜き回り、つばめ、逆上がりなどに挑戦してみましょう。5歳になると、いわゆる「技」と呼ばれるものにどんどん挑戦する子どもがでてきます。回転系の「前回り」「だるま回り」「足抜き回り」、お腹にバーを当てながら、頭と足をそらせ、燕のような姿勢をとる「つばめ」、大人気の上がり技である「逆上がり」など、いろいろな技に挑戦していきます。技能の個人差がでやすいのですが、友達同士で教え合いながら技を習得していく姿も見られるようになります。あくまで遊びのなかのことですので、技の指導にこだわらず、楽しい姿勢や技を見つけながら、鉄棒遊びに関心が持てるように工夫してみましょう。

鉄棒で遊ぶ子ども達

今回は年齢別に固定遊具遊びについて紹介してみました。固定遊具遊びは固定遊具そのものがあるかないか、という点に左右されてしまうため、経験の有無が場所によって変わってきてしますのですが、通っている幼稚園、保育所、こども園や近くの公園などに固定遊具がある場合は積極的に活用してみましょう。全身運動の多い固定遊具遊びは、発育にも好影響を与えるため、個人はもちろん、集団でも遊びを工夫しながら遊んでみましょう。

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