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マット遊びのねらい~指導案作成の手引き~

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今回はマット遊びのねらいについて考えていきたいと思います。マット遊びの最大の強みは、普段は危険を伴う遊びでも安心して行えることにあるかと思います。緩衝材としての機能をもつマットを利用して、幅広い遊びを楽しみましょう。

これまでもいくつかの遊びでねらいを考えてきていますが、一般の方向けというよりは保育者の方向けの記事となります。保育者の方で指導案作成に困っている場合など、活用機会があればぜひご活用ください。

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尚、少し硬い表現を使っていますので、実際の保育などに使用される場合はやわらかい表現に変えてご利用いただけたら幸いです。

①自由に転がって遊ぶ。

乳児から幼児を含め、子どもたちはころころと転がることが大好きです。そのため、マットの上をいろいろな転がり方で転がってみましょう。マットの上であれば頭を強打する心配もないため、ダイナミックに転がることができます。横に転がったり、前や後ろに転がったりと、いろいろな方向に転がって遊んでみましょう。

②マットの段差をのぼったり、おりたりする。

歩き始めの1歳前後の子どもに最適なねらいとなります。歩き始めの子どもにとってはマットと地面の段差でさえ非常に大きな段差となります。歩いてのぼる必要はないため、よじのぼったり、おりたりを繰り返しながら、歩行を含めた移動機能を養いましょう。

③保育者や保護者と一緒に転がったり、寝転んだりすることで、スキンシップを深める。

一緒に転がったり、寝転んだりすることで直接的なかかわりを持つことができます。そのため、愛着形成が必要な乳幼児にとっては、重要なスキンシップの機会となります。マット遊びに限らず、寝る前の布団の上でも転がって遊ぶことはできますので、ぜひ一緒に遊んで信頼関係を深めましょう。

④バランスをとる遊びを通して調整力を育む。

マットに縄を置いたり、テープを貼ったりして橋をつくるなど、バランスを必要とする遊びでも遊んでみましょう。マットは良くも悪くも沈み込むため、固い地面よりもバランス能力が必要となります。転んでも安全なため、マットの上でいろいろなバランス遊びに取り組み、調整力を養いましょう。

⑤保育者や他児の動きを見ながら、自分も新しい動きに挑戦してみる。

他の遊びにも適用できるねらいですが、見てまねるというねらいです。人の動きを見て、自分も同じように動いてみるというのは、実は非常に高度な課題となります。人の動きを理解し、自分の体をどう動かすかということを考えますので、様々な体の動かし方を学ぶためには良い機会となります。

⑥順番を守ったり、譲り合ったりする経験を通して、協調性を育む。

マットが一人一枚あれば問題ないのですが、ほとんどの場合数が限られているかと思います。そのため、順番待ちをしたり、譲り合ったりする場面が出てきます。けんかとなることもしばしばありますが、協調性を養う貴重な機会ですので、他人を意識した遊び方を学ぶことができるといいですね。

⑦マットを押したり、引っ張ったりしながら全身運動を行うとともに、全力で遊ぶ経験を深める。

このねらいは4歳~5歳ごろのねらいとなります。マットを敷いて、その上で遊ぶだけではなく、マットを引いたり押したりして遊んでみましょう。これまでの緩衝材としての役割とはまた違った使い方となりますが、マットを引っ張り合ったり、押し合ったりする運動は全身を使いますので、新しい遊びで楽しむことができます。綱引きのようにマットを引っ張り合って、どちらの陣地に持ってこれるか競ってみても楽しいですね。

⑧回転運動や逆さ感覚など、普段は経験しないような運動、感覚を積極的に経験する。

こちらのねらいも5歳以上が適切かと思います。マットならではの運動遊びになりますが、回転したり、逆さまになってみたり、日常生活では経験できないような動きに挑戦してみましょう。前回りや後ろ回りといった回転系から、ブリッジなど逆さ感覚を得られる動きで遊ぶことで、体の使い方を知るとともに、様々な感覚を経験することができます。

今回はマット遊びのねらいについて考えてみました。マット遊びは地面に敷いて遊ぶことが基本ですが、引っ張ったり押し合ったりと、違った使い方で遊ぶことができます。丸めてロール状にすることで跳び箱代わりにもなりますし、室内で島鬼などをするときにも使うことができます。一般的にイメージされる緩衝材としての役割も生かしつつ、いろいろな使い方で遊んでみてはいかがでしょうか。

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