大学教員公募〜最後は運。だけど、運任せにする人間は絶対に受からない〜

大学教員公募

今回は大学教員公募に必要な運についてお話ししたいと思います。

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大学教員公募は運

大学教員公募において、運は大変重要な要素と言えます。

なぜかというと、他の校種とは違い、毎年採用試験が行われるわけでもなく、過去問があるわけでもなく、必要な人材の条件が公募ごとに変わるからです。

何が言いたいのかと言うと、公募に定期的に起こされるものではなく、ある大学のあるポストに空きが出ない限り、公募は起こらないということです。

しかも、空きが出たとしても、昨今は少子化の影響を受けて、大学教員の数自体が削られている大学もあると聞きます。

そうなると、人事凍結と言って、空きのあるポストだとしても、公募を起こさないこともあります。

そして、ようやく公募が起こることになったとしても、前任者と同様の内容で公募が起こるとは限りません。

このように、大学教員の公募は、自分の努力だけでは如何ともし難い、いわゆる「運」の要素が関わってくるものだと言えます。

運任せでは絶対に受からない

では、大学教員には強運の持ち主でないとなることはできないのか、と言うと、そうではありません。

修士以上の学位が求められることがほとんどですが、免許や資格が必要なく、試験も模擬授業と面接が主要試験となることから、他の校種よりもなりやすいのではないかと個人的には思っています。

私がお伝えしたいのは、「すべてを運任せにしない」ということです。

先ほどもお話しした通り、どこでどんな条件の公募が起こるのかは予想できません。

ただ、公募が起こったときに応募できるだけの実績や業績を積み上げていなければ、応募したとしても採用される確率は限りなく低くなります。

つまり、「運を掴めるかどうかは自分次第」ということです。

運良く条件の合致する公募が出たとしても、その運を掴む準備ができていなければ、採用されることはありません。

運を掴むためには行動あるのみ

巡ってきた運を掴むためには、動き続けるしかありせん。

ここで言う行動とは、学会で発表したり、論文を書いたり、非常勤で教歴をつけたりと、実績や業績を積み上げることを指します。

小学校教員であれば、上記の学会発表や論文執筆に加え、研修等で代表授業者をすることも良いでしょう。

とにかく、自分の履歴書や教育研究業績書に書ける項目を増やしていくしかないのです。(何が書けるかわからない方は、教育研究業績書には何が書けるのかを分析した方が良いかもしれません。)

そして、実績を積み上げながら、関連のありそうな公募に応募しまくることが必要です。

公募戦士の皆様はよくご存知かと思いますが、書類の作成には時間と労力がかかります。
既に大学の専任教員であり、ある程度の実績もある場合は、公募を絞っても良いかと思いますが、そうでない場合、少しでも自分の専門分野にかすっていそうであれば、全て応募すべきです。

宝くじもそうですが、買わなければ当たることはありません。

一夜にして億万長者になった人は、宝くじを買ったから億万長者になれたのです。

公募には実績が必要となりますので、宝くじと全く同じではありませんが、応募しなければ採用されないと言う点では同じと言えます。

実績を作るにしても、公募に応募するにしても、行動し続けることでしか、大学教員公募における運を掴むことはできません。

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今回は大学教員公募における運についてお話ししました。

公募戦士になりたての頃は、「自分の実績では無理だろうな」と最初から応募しないこともありました。

ただ、応募しないと採用されることは絶対にありません。
実績を作ることは大切ですが、実績を作りながら応募するということがもっと大切です。

結局のところ、コツコツと実績を積み上げられる勤勉さと、なりふり構わず応募し続けられる大胆さを併せ持つことが、大学教員として採用されるためには必要なのかもしれません。

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