【市立小プールの水、6日間注水】人為的ミスはどこでも誰にでも起こりうる

雑記

今回は最近話題となっている私立小学校における注水ミスに関するニュースについて考えてみたいと思います。

プールの水を抜き過ぎた

最近、巷ではこのようなニュースが話題となっています。
市立小プールの水、6日間流し続けて損害190万円…市教委は校長と担当教諭に半額請求(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

いろんな意見が飛び交っていますが、実は私も似たような事件を起こしかけた過去があります。

私が小学校1年生の担任をしていた頃のお話です。

私が勤務していた学校では、学年によって水位を毎日調整していたこともあり、毎朝、学年の誰かしらが水位の確認と塩素の調整を行っていました。

塩素の調整はどこの学校でも行っているかと思いますが、水位の調整も何ら難しいことではなく、バルブを開閉するだけで水を抜いたり入れたりすることができたため、教員であれば誰でも水位の調整をすることができました。

その日の前日は高学年がプールを使用していたため、私は低学年に合わせて水位を下げる必要があったのですが、プールの水というのはそもそも大量ですので数センチ下げるだけでも意外と時間がかかります。

そのため、バルブを動かした後に一旦教室へと戻り、子ども達の投稿に備えた準備をしていたのです。

もうお分かりかと思いますが、案の定、別の作業に気を取られ、水を抜いていたことを失念していたのです。

幸い、全ての水が抜けてからになるということは免れましたが、私が駆け付けたときには普段の水位よりも明らかに少なくなってしまっていました。

学年主任に謝罪と相談をしたところ、「再度水を加えるような水位の低下ではない」という判断が下ったため、そのままの水位で授業を行い、事なきを得ました。

人為的ミスはどこでも誰にでも起こりうる

自分のことを棚に上げるわけではないのですが、完全にコンピューターなどが管理しない限り、私の経験のような出来事や冒頭のニュースのようなことはどこでも誰にでも起こりうると思うのです。

人が管理している限り、毎年とまではいかなくとも、今後も必ず同様の事件は起こると思っています。

それは小学校教員が忙しいとか言う問題ではなく、「人」が行う作業である限り、それを100%防止することは不可能だと考えているからです。

もちろん、複数人で確認をする、チェック体制を厳しくするなど、対策はできるかと思いますので、人為的ミスを防ぐ努力は必要だと思います。

ただ、大なり小なり、同様の事故は機械で完全制御などをしない限り、引き続き起こると思っています。

ニュースを見て何をすべきか

冒頭のニュースでは、ネットユーザーのコメントを見る限り、論点は「誰が賠償すべきか」ということとなっています。

お金が関わっている以上、そういう見方は仕方がないと思う反面、外部がとやかく言う話ではないとも思います。

責任の所在などが指摘されているコメントもありますが、それも外部がとやかく言う話ではないと感じます。

例えば、先述した私のミスの例だと、プールの水位の調整は「学年の誰か」が行うこととなっており、基本的には早く学校に来た人が行っていました。

自分を擁護する言い方となってしまいますが、その日たまたま早く来た私がバルブの調整を行ったということです。

他の学校ではわからないのですが、学校の役割の中には厳格に決まっているものもあれば、「早く来た人」「手の空いている人」などが対応する仕事も往々にしてあり、厳格に決まっていないがゆえにお互いの穴を埋め合っている仕事も存在するのです(現場の先生方ならわかってもらえると思うのですが・・・)。

そのため(さらに自分を棚に上げてしまいますが)、善意で行った仕事でミスが出た場合において、その責任を個人一人のものにするというのはいささか理不尽であるとも感じます。

ミスはミスですので、その個人が責められても仕方がないと思いますが、袋叩きにするのは少し違うのではないか、というのが私の感じるところです。

文がまとまりませんが、何が言いたいのかというと、その状況には関係者にしかわからない情報や関係性というものが存在するため、ニュースをちらっと見ただけのユーザーがあれこれ言う話ではないということです。

ただし、「自分事として考える」ということは大事だと思います。

あれこれ言う必要はないと言いましたが、「こういうことがあったのか、自分も気をつけねば」と自戒することは何事においても必要であると感じます。

そのため、様々な教育現場のニュースを見て自分にできることと言えば、あれこれとコメントを書き込むことではなく、自戒し、さらなる事故や事件を起こさないよう注意するということだと思うのです。

学校関係者ではない人にとっても、人為的ミスという点においてはあらゆる場所で自戒する機会となるはずですので、他人事としてコメントをするのではなく、自分事として受け止める、ということが重要だと感じます。

学校のプール

今回は市立小のプールの水が注水され続けたニュースを基にいろいろと考えてみました。

ネットに書き込んでいるという時点で、私もコメントをしているネットユーザーと全く同じなのですが、少し違う論点で話題を提供できたらと思い投稿してみました。

一個人の戯言としてお読みいただけたのであれば幸いです。

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