大学教員という職業を意識し始めた時期

雑記

今回は大学教員という職業を意識し始めた時期についてお話ししたいと思います。

大学3年生

私が大学教員という職業に漠然となりたいな、と考え始めたのは大学3年生の時でした。就活が始まっていたわけではなかったのですが、ゼミ配属が決まり、少しずつ卒業研究に向けて研究の「け」の文字に触れていこうとしていた時期でした。

私が配属されたゼミは実験を中心とし研究を行っていくゼミでしたので、はたから見れば「アカデミック」な感じがしていました。

そのため、漠然と「研究ってかっこいいな」と考えていました。

大学院という選択

私のゼミには大学院生の先輩がいたため、大学院という存在が身近に感じられる環境でした。

大学院生に協力してもらいながら実験器具の使い方であったり、データの見方、分析の方法などを学んでいきました。

その過程で、ますます「研究ってかっこいいな」と感じるようになっていきました。

飲み会での一言

大学3年生も終わりに近づき、ゼミで飲み会が開かれることとなりました。その際、指導教員から進路について聞かれた際に、大学院への進学も考えていると話しました。


すると

「また楽しようとして~~」

といったツッコミが返ってきました。

私としては大真面目に答えたつもりだったのですが、大学院への進学は就職の延期、つまり、楽な選択をしようとしていると思われたようでした。

今でも鮮明に覚えているということは、それだけショックだったのだと思います。

ただ、私の卒業した大学の大学院は、正直、積極的に研究を行うような場所ではなく、「院卒」を手に入れるための環境であったことは否めません。

そのため、その指導教員も楽なほうに流れようとしているととらえたのかもしれません。

(その後、指導教員には大学院生時代も含めて大変お世話になりました。)

はっきりとしたイメージ

このように、学部生の頃は漠然としたイメージしかもっていなかったのですが、成り行きで大学院へと進学することとなり、大学教員という職業が身近に感じられる場所に留まることとなりました。

今考えれば、これも何かの縁だったのかもしれません。

その後、大学院を卒業し、小学校の教員となりましたが、働き始めてからはっきりと大学教員になるとイメージする出来事が起きます。

詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

https://note.com/embed/notes/n02d9f024a8df
https://note.com/embed/notes/n3c3b526e9f9c

イメージは早いに越したことはない

私は偶然、大学3年生で大学教員という職業を意識する機会がありましたが、振り返ってみても、イメージするきっかけは早いに越したことはないと感じます。

私の場合は運よくストレートで大学院に進学することができましたが、やはり、社会人になってから大学院に通うことと、学部生からストレートで大学院に進学するのとでは、生活の負担が全く異なると感じます。

社会人院生のほうがはるかに大変です。

その点、ストレートで進学した院生は研究に時間を割くことができますので、学会発表や論文執筆など、大学教員としての仕事に早く、そして多く触れることができます。

そう考えると、大学教員を目指すのであれば、大学教員になりたい、研究者になりたいと漠然とでもイメージするのは早いに越したことはないと思います。

ひいては、大学教員に限らず、様々な職業について調べ、意識するのは就活の時期ではなく、それよりも早いに越したことはないといえます。

もし、この記事を読んでくださっている大学生の方がいましたら、ぜひ、幅広い職業について調べ、自分が本当に興味のあることは何なのか、何を職業として生きていきたいのか、ということについてできるだけ早くイメージすることをお勧めします。

大学生は己を知るために最適の期間ですので、ぜひ自己分析をしてみてください。

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