今回は髪の毛の色と態度の関係についてお話ししたいと思います。
※今回の記事は偏見が多分に含まれます。個人的な所感であり、根拠は全くありませんので、その点ご理解ください。
髪の色と態度
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。
髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。
私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
つまり、最初に申し上げておきたいこととしては、髪を染めることが問題とは思っていない、という私のスタンスをご理解いただきたいということです。
そのうえで感じるのは、
髪色が明るい学生は、原則、授業態度がよくない
ということです。
否定しがたい事実
タイトルにも書きましたが、このようなことを書くと、教育関係者からは
「外見で子ども達を判断するな」
「髪を染めていても、態度の良い子はいる」
「教員が決めつけていいのか」
といったお叱りや批判の言葉が嵐のように飛んでくるかと思います。
教育に熱心に携わられている先生ほど、今回の記事は許せない気持ちが強く、教育に対する冒涜とも感じられるでしょう。
私も教育関係者の端くれですので、これまで髪色と態度のことが気になりながらも、教員が偏見を持つのはよくない、という教員の鏡のような心がブレーキをかけてくれていました。
ただ、批判を恐れずに言うと、髪色の明るい学生は何かしらの問題を抱えていることが非常に多いと感じます。
(厳密にいうと、髪色だけでなく、派手な装飾をしている学生が該当します。)
授業中の私語が多い、人の話を聞かない、注意をすると逆切れするなどといった些細な問題から、家庭環境が複雑な学生や、人間関係で病んでしまう学生など、人生にかかわる大きなことまで、その問題は多岐にわたります。
もちろん、髪色が明るいからと言って、全員の態度がよくないというわけではありません。
そのため、「原則」とつけました。
しかし、正確にとらえてみると、髪色が明るいけれど態度もよい学生というのは、どちらかというと「例外」に分類されることが多く、原則、態度がよくないと感じます。
根拠はない
冒頭にも書きましたが、この所感に根拠はありません。
学術的に髪色と態度との関係性を研究したわけでも、退学率と髪色の関係を示した統計を取ったわけでもありません。
そのため、完全に私の偏見です。
偏見でここまで書いてきましたので、それを貫くべく、なぜ髪色と態度に関係があると思われるのか、その可能性について考えてみたいと思います。
まず、大前提として、
髪色が明るいから態度がよくない
ということではなく、
態度がよくない学生が、髪を明るくする
という認識が正しいかと思います。
では、なぜ髪を明るくしていくのでしょうか。
①自己顕示欲を満たすため
まず考えられるのは、自己顕示欲を満たすため、という理由が考えられます。
誰かから見てほしい、注目を集めたい、という気持ちが強いがゆえに、目立とうとする心理から髪色を派手にしてしまうという流れが考えられます。
②悪への憧れ
純粋におしゃれのために髪を染める学生がいる一方、悪に憧れて髪を染め、自分の力を示す学生もいます。わかりやすい例でいえば、学校内のスクールカーストで上位に君臨し、他の学生に対してマウントを取る、といった学生が該当するでしょうか。
学校生活を真面目に過ごすことに反発し、他の人とは違うことをしてみたいという感情から髪を染めるということが考えられます。
主な理由は上記の2点だと感じていますが(心理学の専門家であればもっとたくさんの理由を指摘できるかと思いますが)、とりわけ、②の理由で髪を染めている場合、態度が悪くなっていく要因となりえます。
正直なところ、髪を染めても、課題を出さない、遅刻・欠席が多い程度なら自己責任の範疇なのですが、授業中の私語やグループワークにおける怠慢な態度などを取られると、他の学生にも影響を及ぼすため、それを看過することはできません。
そのような状況がみられると、注意を受けることとなり、態度が悪いと思われるようになり、授業が受けづらくなっていくという悪循環へと入ってしまいます。
今回は髪色と態度の関係についてお話をしました。
この記事には批判も集まるかと思いますが、4月のガイダンス時期になり、改めて感じることでもありましたので、思い切って書いてみました。
成田祐輔さんが「言ってはいけないということは、だいたい正しい」と発言していますが、それに当てはまる事項ではないかと感じています。
教育者は子ども達の内面に目を向け、真の姿を捉えようとするため、誰しもが口を紡ぐ内容かと思いますが、教育というレッテルを剥がしてガイダンスの状況を見てみると、純粋に髪色の明るい人は騒がしいなと感じたのが発端です。
皆さんの心は、どのように感じているのでしょうか。
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