【ビーンバッグ】投げて・蹴って・掴んで遊ぼう!! いろいろな遊び方を紹介!!

運動遊び

今回は「ビーンバッグ」についてご紹介します。

皆さんはビーンバッグという道具をご存じですか。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、最近でてきたものではなく、ハンバーグボールと呼ばれ、これまでも子ども達に親しまれてきた道具です。

ビーンバッグとは、布袋に豆や穀物を詰めて作ったボールであり、簡単に言うとお手玉を大きくしたようなものと思っていただけたらと思います。一応参考までにWeblio辞書から「ビーンバッグ」の内容を引用すると、

中に豆が詰まったやわらかいボール。(じっさいは鳥のえさや、穀物などが詰まっている事もある)昔からジャグリング道具として多くの人に親しまれている。

この道具の最も優れた点は落ちても転がっていかないところ。特に初心者は練習のほとんどをボールを落として過ごすため、この性質は大変重宝する。上級者でもなにか新しい技に挑戦するときはかならずビーンバッグを使っている。

欠点としては形が変形するため、空中で軌道が安定しなかったり、うまく手にフィットしなかったりする。またもちろんバウンシングはできない。

4枚の布を張り合わせてできているものが多く、耐久性も比較的高い。ただ水にぬれるとすぐに駄目になってしまうので注意が必要である。布の質や色などにも多くのバリエーションがあるらしい。

ビーンバッグの色の選び方にもいろいろな個性がでて、楽しいものである。

となっています。

ジャグリング道具と説明されていますが、私がおすすめしたいのはもっと大きなものであり、幼児でも握りやすい柔らかい素材でできた布袋となります。具体的な商品は以下のアマゾンリンクから確認してもらえたらと思います。

ビーンバッグはシンプルでありながら幼児の発育に有益な要素をたくさんもっている道具ですので、そのメリットについてお話していきたいと思います。

ビーンバッグのメリット

①丈夫である

上記でも説明をしましたが、基本的にビーンバッグは豆や穀物を布袋に入れて作られているため、割れたり削れたりすることがありません。布を縫い合わせているため破れることはありますが、もともと投げたり蹴ったりするために作られていますので、縫い目が非常に丈夫にできています。そのため、子ども達が荒く扱おうが、激しく扱おうが、清潔を保つことができれば長く使用することのできる道具です。(私が使っていたビーンバッグは、50個ほどを8年以上使っていましたが、破れたものは一つもありませんでした。)

②安全である

繰り返しにはなりますが、ビーンバッグはお手玉を大きくしたような道具ですので、基本的に柔らかく、衝撃を吸収してくれます。また、転がらないため、予想以上に遠くへ行ってしまったり、踏みつけてしまって転ぶこともほとんどありません。そのため、ケガをする可能性が非常に低い道具と言えます。もちろん、ものすごい力で投げつけた場合など、例外はありますが、お手玉でケガをする可能性が低いように、ビーンバッグも非常に安全な道具といえます。

③用途が幅広い

シンプルな道具ではありますが、その使い方は非常に幅が広いです。投げる、蹴る、掴む、乗せるなど、手や足を十分に動かしながら遊ぶことができます。近年、思い切り投げたり、蹴ったりできる場所が減っており、十分な運動強度が確保できない状況が増えています。ある程度広い場所が必要とはなりますが、ビーンバッグを利用すれば、安全性を確保したうえで思い切り体を動かすことができます。一人はもちろん、二人や複数人で思い切り遊んでみましょう。

ビーンバッグを活かした遊び方

ビーンバッグのメリットを紹介したうえで、ビーンバッグを利用した具体的な遊び方についてご紹介します。

①お手玉

お手玉の大きいバージョンと紹介していたこともあり、まずはお手玉をして遊んでみましょう。ただ、お手玉と言っても、ビーンバッグは基本的に一つで遊びますので、二つ使用する通常のお手玉とは少し遊び方が異なります。ビーンバッグを右手と左手に乗せ換えて遊ぶといった感じで、イメージとしては熱いビーンバッグを「あちっ、あちっ」といったように素早く左右の手に乗せ換えるというイメージです。できるだけ早く両手間を移動させてみましょう。

お手玉

②投げ上げ

ビーンバッグを高く投げ上げて、落ちてきたビーンバッグをキャッチする遊びです。シンプルな遊びですが、捕る力を中心に体全体で遊ぶことができます。純粋な投げ上げに慣れてきたら、投げている間に拍手をしてみたり、自分が一回転してみたりと、アレンジを加えると難易度を高めることができます。

空に上がるボール

③クルクル

よくボール遊びで「ボールハンドリング」として用いられる遊びですが、ビーンバッグを持って、顔やお腹、膝など、いろいろなところをクルクルと回してみましょう。ボールでは難しい場合も、ビーンバッグは掴むことができるため難易度が低くなります。慣れてきたら回すスピードを上げて早くクルクル回してみましょう。

バスケットボールをする二人組

④キャッチボール

二人組を作り、お互いにビーンバッグでキャッチボールをしてみましょう。ボールと違い、握ることができるため、投げる側も捕る側もボールとは違う感覚で思い切り遊ぶことができます。特に最近は思い切り投げる場所や機会が減ってきているため、ビーンバッグを活用して思い切り投げて遊んでみましょう。

ボールを投げる少年

⑤キックボール

キャッチボールのキックバージョンです。二人組を作り、お互いにビーンバッグを思い切り蹴り合います。上に蹴ったり、低く蹴ったりといろいろな蹴り方を試してみましょう。キャッチボールと同様に、最近は思い切りボールを蹴る場所や機会が減ってきているため、転がる心配のないビーンバッグを活用して、思い切り蹴ってみましょう。

ボールを蹴るゴールキーパー

⑥フリスビー

キャッチボールの応用バージョンとなりますが、ビーンバッグを平たくして、フリスビーのように投げてみましょう。ビーンバッグは自由に形を変えられるため、様々な道具の性質を再現することができます。いつもと違った投げ方で投げ、体全体を動かしてみましょう。

フリスビーを投げる少年

今回は「ビーンバッグ」について紹介しました。非常に幅広い用途があるにもかかわらず、あまり知られていないため、もったいないと感じている道具の一つです。けがをする可能性も極めて低く、転がる心配もないため、安心、安全に遊ぶことができます。低年齢児からぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。

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