大学教員公募の裏側〜最後は運?〜

大学教員公募

今回は大学教員公募についてお話ししたいと思います。

※大学教員公募についてお得な情報をまとめています。noteにて有料とはなりますが、20本以上の記事が詰まっていますので、ご参考になれば幸いです。

最後は運?

大学教員公募に関する情報はネット上に溢れていますので、進め方ややっておいた方がいいことについては、他の素晴らしい記事を参照していただけたらと思います。

私が今回お話しすることは、公募条件に合った最低限の業績をもって応募した場合、最後は何で決まるのか、ということです。  

最後は運です。

私はそう思います。

これは大学教員公募に限った話ではないのですが、他の就職試験であっても、選考するのが人である限り、最後は運だと思っています。

なぜなら、選考する人が何を重視するのか、何を求めているのか、ということは組織や人によって千差万別であり、最終的にはその時の気分で決まることだってありえるからです。

断っておきますが、あくまで「最後は」ということです。

最低限必要な要件、大学が求めていることは公募条件に書いていますので、それをクリアしていることが大前提です。

ただ、大学教員公募には、多くの場合応募者が殺到します。

そのため、公募条件をクリアしている人が1人しかいないという状況は極めて稀です。

四年制大学では、どんなに地方の小さな大学であっても、そのような状況はほぼ起こらないでしょう。

そうなると、公募条件をクリアしている人の中から選考することになるわけですが、そこからの基準は人によって変わります。

ある程度の基準を決めて面接を行なったりしますが、基準をもってしても、すべての人の採点が同じ点数になることは偶然に近いです。

この意見には様々な反論があるかもしれませんが、ネット上に「大学教員公募」に関する情報が溢れていることが何より「運」であることを示していると思います。

同じような対策で公募が突破できるのであれば、情報など溢れません。

突破の仕方が千差万別であるからこそ、情報が溢れているのだと考えています。

ある程度情報を集めたことのある方ならわかると思いますが、業績を増やす、志望理由書の書き方など、最低ラインに関する情報は大抵一緒です。

では、そのラインを超えている場合、どこで勝負になるのかといえば、大学、学部、学科によって異なるわけです。

つまり、人によるわけです。

つまり、運です。

私はそう思っています。

なす術はないのか

最終的に採用される要素が運であれば、なす術はないのか、ということになりますが、最終決戦(最終面接)ではなす術はないでしょう。

ただ、決勝戦までいかなければ、そもそも運を使う土俵にすら立てません。

そのため、まずは公募条件を確実にクリアする、最低限の業績を作る、といったことを徹底する必要があります。

そして、最終決戦に立てたとき、残りのライバルは2人、多くても3人程度に絞られています。

そこからは運です。

今後

こんな話をしながらも、大学教員公募の話は今後もしていこうと思っています。

詳細は改めて書きますが、私の戦績は約30戦2勝です。

最終面接に進めたのは2回だけですが、その2回はなんとかモノにしました。

最後は運だったと思っていますが、決勝戦に進むまでの準備等はお話ししていきたいと思います。

よかったら、今後も記事を読んでいただけたら幸いです。

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