今回は大学教員公募における主要業績の提出についてお話ししたいと思います。
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主要業績の提出
大学教員公募において、求められる提出書類の中に「主要業績の抜き刷りまたはコピー」といったものがあります。
「抜き刷り」という言葉をご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、説明しておきますと、「論文集の中から自分の執筆した部分だけを抽出した書類」というものです。
基本的に、論文が単体で出歩くことはなく、ほとんどの場合、学会誌や紀要などの論文集に含まれた形で発表されます。
そのため、自分が論文を投稿した場合、投稿者の一人として論文集の一部分を担うこととなるのですが、論文集全体ではなく、その自分が書いた部分だけを別に「抜き刷り」としてもらうことができます。
投稿したら無料でもらえる場合もあれば、お金を払って抜き刷りを用意してもらうこともあります。
もらえる部数は20部~30部が一般的ですが、公募戦士やお世話になった方に配ることを考えている場合は、もう少し増刷してもらうこともあります。
説明が長くなってしまいましたが、大学教員公募においては、主要業績としてこの抜き刷りまたは論文のコピーが求められることがあります。
最近はネット上でも論文を確認することができるようになってきたため、以前よりは求められる数が減ったような気がしますが、一般公開していない学会誌などに投稿した論文などは、ネット上でも閲覧が有料となっていることがあり、抜き刷りの提出を求めている公募もまだまだあります。
提出論文の優先順位
前置きが長くなってしまいましたが、本題はここからです。
主要業績が求められる場合、ほとんどが3本の論文を求められます。
時折5本や、ひどいときには10本といった一本釣りを疑うような数の業績を求める公募もありますが、8割~9割以上が3本でしょう。
ここで迷うのが、「どの業績を提出したらよいのか」ということです。
業績自体がそれほど積み重ねられていない若手の場合は、良くも悪くも、選ぶ業績がそれほどありませんので、あまり悩むことはないかもしれません。
ただ、ベテランの方や異なる業界から応募しようとされている方は、どのような業績(活字業績)を提出したらよいのか迷うところでもあります。
そこで、提出する業績の優先順位についてお話ししたいと思います。
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