今回は大学教員公募における書類の提出時期についてお話ししたいと思います。
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締切間近の提出
大学教員公募には締切がありますので、それまでに書類またはデータ等で提出をしなければなりません。
そこで少し気になるのが、締切間近の提出は採否に影響を与えるかということ。
当たり前のことですが、結論から言うと、提出時期は採否に全く影響を与えません。
提出期間内に提出していますので、当然なのですが、小心者の私などは提出が遅くなると印象がよくないんじゃないか、などと考えてしまうわけです。
人によっては印象が悪くなる人もいるかもしませんが、ほとんど影響はないと考えてよいかと思います。
むしろ、締切間近にならないと、応募書類が集まらないということがよくあります。
多くの人は締切間近に提出する
採用に関わって感じることですが、ほとんどの人は締切間近に書類を提出してきます。
締切よりも早い段階で提出していた方は計画性のある素晴らしい方とお見受けします。
ただ、現実は締切間近にならなければ、書類が送られてこないこともしばしばあります。
そのため、締切間近に提出が集中するとわかっていても、採用担当者は「公募が集まらない」と不安になることが往々にしてあるのです。
かくいう私も、公募戦線に参加していた時は締切間近に提出していました。
「簡易書留の速達で」という言葉が一時期誰よりもスムーズに言えるようになっていたという自負があります。
書類の作成は時間がかかりますし、その他の書類を集めるためにも時間がかかります。
そして、何より公募に応募しようかということで迷うこともあります。
そんなこんなをしているうちに公募締め切りが近づいてきたということが何度もありました。
ただ、現実はそのような仲間がたくさんいると思ってください。
締切間近に提出されようが、早く提出されようが、締め切りが守られていれば採否に影響することはありません。
※注意点
ただし、「採用者が決まり次第応募を締め切ることがあります」という注意書きが書いてある場合は注意が必要です。
その言葉の通り、書類が送られてきた順に審査を行い、公募期間内であったとしても採用者が決まれば公募が締め切られてしまうからです。
これは、早めに採用者を決めたい切羽詰まった場合によくみられる公募条件の一つです。
期間的には年度末である2月~3月の公募でよく見られます。
また、授業担当者が何らかの事情で授業ができなくなり、その期に終えなければならない授業がある場合などにみられることがあります。
どちらにせよ、担当者の決定が急務となっている場合です。
このような場合は、できる限り早めに応募書類を送る必要があります。
今回は短いのですが、応募書類の提出のタイミングについてお話ししました。
人生を左右するかもしれない公募ですので、締切内であれば、じっくり考えて応募することをお勧めします。
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