身長とスポーツとの関係!! 低身長はスポーツにおいて不利なのか?

運動・健康

今回は低身長とスポーツについてお話したいと思います。

スポーツにおける重要な要素として「身長」が挙げられます。どんなにきれいごとを並べようと、身長はスポーツにおいて勝敗を左右する重要な要素といえます。

基本的に身長は「高いほうが有利」といわれますが、逆に「低いほうが有利」というスポーツはあるのでしょうか。
そのことについてみていきましょう。

●低身長のほうが有利なスポーツ

ゴルフをするミニチュア人形

さて、低身長のほうが有利なスポーツですが…


ありません!!!!

対人スポーツにおいては!!

正直なことをいうと、表現スポーツ(体操、フィギュアスケート、シンクロなど)や対物スポーツ(射撃、アーチェリーなど)などはともかく、対人スポーツ(競技中に人と相対するスポーツ)に関していえば、身長が低くて有利になるスポーツはありません。
全ての対人スポーツにおいて、身長が高いほうが有利ということは紛れもない事実です。

身長が高いと、筋肉量の絶対値がより高いということになり、発揮できる最大筋力が大きくなります。最大発揮筋力が大きくなるということは、人と人とが接触するコンタクトスポーツにおいては、ぶつかったり、押したりという、純粋に力が必要とされる場面で有利となります。

また、バスケやサッカーなどのゴール型、テニス、バレーボールなどのネット型においても、身長が高ければゴールが近くなったり、空中戦で競り勝てたり、ボールを打つ打点が高くなったりすることで、優位に試合を進めることができます。

つまり、対人スポーツにおいては、低身長でも有利ということは残念ながらないのです。身長というものは、一つの才能と言っても過言ではないかもしれません。

では、対人スポーツ以外で低身長が有利となるスポーツについて考えて見ましょう。

①体操

体操選手

体操は低身長が有利といえる競技の一つと言いていいでしょう。
体操選手は小さい頃から体を鍛え、筋肉をつけすぎたせいで身長が伸びなくなったと思われがちですが、決してそういうわけではありません。
結果的に小柄な選手が主要大会の上位に残っているだけです。

体操では、全ての種目に「回転」が必要となります。その「回転」を行う際に、低身長であるほうが高身長であるよりも有利に働くのです。
棒やタオル、紐など何でも構いませんが、それらを手に持ってぐるぐる回すところを想像してみて下さい。長いものよりも、短いもののほうが回しやすいことがわかるかと思います。
「回転」には遠心力が関わってきますが、低身長だと、その遠心力の影響が小さくなるため、より体を「回転」させることができます。

もちろん、高身長の選手が演技をしたほうがダイナミックに見えることは間違いありませんが、低身長であることが有利に働く競技の一つといえるでしょう。

②競馬(騎手)

競馬

競馬などの動物の上に乗って行う協議においては、身長が低いほうが有利といえるでしょう。
正直なところ、身長よりも体重のほうが厳しく制限されるため、身長だけに絞ったことはいえないのですが、脂肪や筋肉量などの割合がまったく同じと考えた場合、身長が低いほうが体重も軽くなりますので、有利になることは間違いありません。
また、小柄で体重が軽いほうが、動物への負担も小さくなります。

競馬に関わらず、動物に乗って行うスポーツにおいては、低身長のほうが有利と考えてよいでしょう。

③モータースポーツ

F1

モータースポーツとはF1などのマシンやバイクに乗り、コースを回る速さを競うスポーツです。
モータースポーツにおいては、競馬などの動物に乗ることと違い、マシンが軽いほうがよいとは一概には言えないため、低身長のほうが有利とは言い切れないのですが、マシンに乗って走る種目の場合、そもそもの問題として、高身長であった場合、運転席に入れません!!
そのため、運転席に収まる身長以下の選手しかモータースポーツには参加できないのです。(バイクにおいてはその限りではありません。)

このような理由から、モータースポーツにおいては低身長が有利ということではないのですが、一定の身長以下の人しか参加できないということから、低身長の特権といってもよいのかと思います。

メジャー

スポーツの数は膨大ですので、まだまだ探せば低身長が有利なスポーツが見つかるかもしれませんが、今回はこの3競技を紹介しました。

ただ、低身長だからスポーツができないということではなく、あくまでも「有利」「不利」というだけで、身長だけで勝敗が決することはありません。技術や駆け引きで世界の上位に君臨する小柄な選手はたくさんいますし、むしろ、身長が低いというだけで、活躍したときにはたくさんの注目を集めることができます。

身長を気にしてスポーツの幅を狭めてしまうよりも、自分のしたいスポーツに取り組む中で、自分のオリジナリティを出していくほうが自身の様々な成長につながります。(私は159cmしかありませんが、運動が好きで、スポーツをするのも観るのも大好きです。)

身長が低いことについて後悔はありませんが、できることは全てしておきたかったというのが本音です。背が伸びるサプリなどを信じているわけでもありませんが、栄養摂取の観点から、サプリメントなどを取っておけばよかったと思います。

背が伸びるサプリメントについては以下の記事でもまとめていますので、よかったら参考にしてください。

今回は低身長とスポーツの関係についてお話しましたが、有利、不利ということでスポーツを選ぶのではなく、自分がやりたいスポーツをすることが一番だと思います。どの種目においても、小柄な選手が活躍してくれることを心から祈っています。

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