今回は大学教員公募における「添え状」についてお話ししたいと思います。
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添え状とは
若い方は聞き慣れないかもしれませんが、添え状とは、書類等を送る際に「誰が」「誰に」「何を」「何の目的で」送ったかということを示す概要のようなものとなります。レターカバーと呼ばれることもあります。
就活などで書類を送る際に添えることが多いため、就活中の方のほうがよくご存じかもしれませんが、社会人になったら多くの場面でこの「添え状」を添えます。
添え状の必要性
大学教員公募でも添え状の有無などが議論されたりすることがあるのですが、社会人であるのなら、添え状は入れたほうが無難でしょう。
もちろん、添え状の有無が合否に関わることはありません。
その他の書類のほうがはるかに重要ですので、添え状がなかったとしても大きな影響は受けないでしょう。
では、なぜ添え状を入れた方がよいのか。
それは「印象」を悪くしないためです。
添え状を入れなかったとしても、採用に大きな影響は与えませんが、最後の最後で採用を決めるのは「印象」かもしれないからです。
これは大学教員公募に限った話ではありませんが、「面接」という試験がある限り、「印象」からは逃れられないと感じます。
面接では確認事項を質問すると同時に、その人となりを判断します。
よく言われることではありますが、「一緒に仕事がしたいか」ということを判断することとなります。
そのため、二次試験まで添え状の有無が尾を引くことは考えづらいのですが、「減点」は極力避けるべきです。
そう考えると、添え状は入れておくに越したことはないでしょう。
添え状のフォーマット
添え状の様式については特に決まっていないため、どのようなものでも構いません。
私は基本的なフォーマットを公募に合わせて使いまわしていましたが、添え状は中身が問われるというより、その有無が重要ですので、使いまわしても何ら問題はないと思います。
というか、それぞれの公募に合わせてフォーマットまで変えていたら効率が悪すぎるため、フォーマットを決めて使いまわしたほうが良いと個人的には思います。
本当に簡単なものですが、必要であればそれぞれの公募に合わせて改変してもらい、ご活用いただけたらと思います。
今回は公募における添え状についてのお話をしました。
採用に大きな影響を与えるものではありませんが、印象を悪くする可能性のある要因は極力排除すべきです。
全力を尽くして落選するのならともかく、まだ尽くせる部分があったとなると悔やんでも悔やみきれないことがありますので、細かい部分ではありますが、添え状を添えて応募するようにしてみてください。
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