今回は子連れの家庭にとって穴場となる場所について紹介したいと思います。
いつもと違う毛色の話となりますので、普段ご覧いただいている方々にとっては、関心の薄い内容になってしまうかもしれませんが、ご覧いただけたら幸いです。
子連れは検討事項が多くなる
先にお話ししておきますと、私は1児の父であり、外出をするときには子どもを連れて出かけることが基本となります。
子どもが産まれるまでは全く意識したことがなかったのですが、子どもが一人いるだけで検討しなければならない事項は格段と増えます。
例えば、どこかにご飯を食べに行くにしても、
ベビーカーで入れる店なのか
授乳室はあるのか
ミルクを作るときにはどうすればよいのか
トイレの場所はどこなのか
子どもが食べられるメニューはあるのか
など、年齢や月齢によって検討事項は変わってきますが、とにかく、自分一人や夫婦で出かけるときとは比較にならないほど考えなければならないことが増えます。
そのため、たくさん遊べるのだけれど、ご飯を食べるところがない。または、遊べてご飯も食べられるのだけれど、料金が高く、気軽に行くことは難しいなど、自分が望むすべての条件を兼ね備えている場所というのは、なかなか見つからないものです。
※保身のために申しておきますが、決して検討事項が面倒というのではありません。バタバタするのは事実ですが、検討するのが嫌なら外出しなければ良いのですから、私は検討することを含め、好んで外出をしているということを申し添えておきます。
危険なにおいのする場所に穴場がある
私は公園や室内遊具で遊べる場所をめぐるのが好きなのですが、いくつもの遊び場を回って感じることがあります。
それは、
危険なにおいのする場所に穴場がある
ということです。
どういうことなのか説明すると、「公営ギャンブル場」やパチンコ店に併設されている施設に穴場が存在するということです。
例えば、私は関東に住んでいますので、関東にある穴場をご紹介すると、「中山競馬場」などはお勧めです。
私は基本的にギャンブルをやりませんので、競馬場などにはいったことがなかったのですが、一度子どもを連れて訪れてみると、開放的な遊び場があるのはもちろん、昼食、授乳室、おむつ替えベッドなど、小さな子どもを連れてきても問題のない設備がしっかりと揃っています。

そして、基本的には「競馬場」として通っているため、しっかりと調べた方でないと、遊び場があるなどということは想像もつきません。
今はネットが普及していますので、調べることなどはどこでも誰でもできるのですが、調べたとしても、「競馬場」というイメージから訪れることを躊躇する人もいるのではないかと推察します。
私も初回は半信半疑であり、場内に入ってからも、たばこのにおいが強い場所などがあり、失敗したなと感じていたのが正直なところです。
しかし、競馬場を抜けて、子連れ向けの遊び場へと向かってみると、充実した遊具はもちろん、年齢別にエリアが区切られていたり、屋根付きの休憩スペースなどが設けていたりなど、子連れに大変優しい設備が整っていました。

屋外ですので、たばこのにおいが気になることもなく、場内にはレストランやファストフード店など、合計20以上の飲食店が揃っているため、テイクアウトして休憩スペースでお昼を取ることもできます。
休日はある程度の子連れが来るイメージがありますが、それでも遊び場自体が広いため、混雑するという感じはありません。
平日であれば、ほぼ待つことがなく遊具で遊べるかと思います。
このように、一見すると「競馬場」という少し危ない香りのする場所に、子連れがのんびり、楽しく過ごせる場所が隠されていることがあります。
もちろん、競馬場としては子連れ家族も競馬に触れてもらおうという目的があるのかもしれませんが、純粋に遊び場として活用するのであれば、非常に満足度の高い場所になると個人的には思っています。
競馬場だけではなく、大きなパチンコ店に遊び場が併設されていることもあります。
1階はパチンコ屋で、2階は広い室内遊技場が併設されているのですが、店の外装には大々的にパチンコ店の店名が書かれているため、一目ではわからないことがあるのです。
おそらく、ただ通り過ぎただけではわからないでしょう。
そのため、ピンポイントで遊技場に来る人以外、あまり近寄らないのかもしれません。
私が知っているその遊技場は、決まっている時間のなかであれば、何度でも入退出可能、飲食の持ち込み可能、授乳室やミルクを作るお湯も設置、年齢別に区切りあり、など、子連れにとっては大変ありがたい条件がそろっていました。
特に、施設内で買った物しか飲食不可、という施設が多い中、飲食の持ち込み可能というのは驚くほど有益なサービスでした。
意外なところに望むものがある
何でもかんでも研究と結び付けるのは悪い癖ですが、穴場というのは研究と同じように、思いもよらない場所に自分が望むものがあったりします。
研究はある程度、結果を予想して研究を進めますが、予想から外れたところに真理が隠れていることが多々あります。
今回の穴場は「ギャンブル=子連れが行くところではない」と考えていれば、調べ方にもよりますが、探し当てる確率は低くなるでしょう。
それが故に穴場となっているのですが、何事も偏見やステレオタイプなどを除いて考えたり、検討してみたりしたいものです。

今回は子連れで遊べる意外な場所について紹介してみました。
個人の特定を恐れるばかり、具体的な場所は1箇所しか挙げていませんが、ギャンブル場やギャンブル場と併設している施設は要チェックです。
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