今回は正しい努力について考えてみたいと思います。
もしかしたら過去にも同じような投稿をしているかもしれませんが、その場合はご愛嬌ということでお赦しください。
努力は誰しもがしている
これまでの人生を振り返っていただき、一度も努力をしたことがないという人は、おそらく皆無でしょう。
子供の頃から、どこかしらで「頑張らないといけない」という機会が訪れていたのではないかと思います。
幼稚園のお遊戯会の練習や学校のテスト、入試、社会に出てからの会議、資格の勉強など、年齢が上がったとしても、その機会は幾度となく押し寄せてきます。
そのため、誰しもが頑張った経験、つまり努力をした経験があると思いますが、その努力の方向性について考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
結果が伴わない努力は正しいとは言えない
個人的に、努力は正しい方向性をもって行わなければいけないと考えています。
この正しい方向性とは、結果につながる努力といえます。
学校の定期テストを例に挙げてみると、勉強はしたのに点が取れない、という経験をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
これは典型的な努力の方向性が合っていない例だといえます。
努力の仕方は様々ですが、その方向性が合っていたのか、合っていなかったのか、ということについては、点が取れたか、取れなかったかということで判断できます。
厳しい言い方になりますが、高得点を目指すテストにおいて、どれだけ工夫した勉強をしても、どれだけ丁寧なノートをとったとしても、点が取れなければ、それは正しい努力とはいえないのです。
逆を言えば、自分のしている努力を正しいものにするためには、結果を出すしかないのです。
結果がでれば、どんな努力だろうと、それはその人にとっての「正しい努力」だと言えます。
時々、「過程にも意味がある」という言葉を聞きますが、結果が出ない努力に満足できる人はいるのでしょうか。
結果が出た人が「あの努力は意味があった」と振り返ることはあっても、結果が出なかった人にとっては、「もっとこう努力すればよかった」という後悔にしかならないと思うのです。
結果の伴わない努力に満足できる人は、結果を求めていたのではなく、目標に向かって頑張っている自分を求めていた人なのかもしれません。
正しい努力をしよう
現時点で目標に近づけていないのであれば、その努力の方向性を変える必要があります。
ただ、方向性を変えるという考えに至らないことが大半です。
なぜなら、これまで頑張ってきた方法をリセットし、新たな方法で努力を積み上げていかなければならないからです。
もちろん、全てがリセットされるわけではありませんが、方向性を変える場合、大胆に行わなければこれまでの方法との違いがわかりませんので、全てをリセットする勢いで方向修正するべきでしょう。
なぜ結果が出ないのか、と行き詰まったときには、自分の努力が足りているのか、ということを見返すのも大切ですが、今の努力の仕方で合っているのか、ということにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
今回は努力の方向性についておはなししました。
方向性を変えろとはいいつつも、コロコロ変えては成果が出たかどうかもわかりません。
バランスが難しいところですが、1ヶ月単位で努力を継続してみて、成果につながっていないと感じるのであれば、努力の方法を変えてみると良いかと思います。
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