今回は研究室でよくあることについてお話ししたいと思います。
今回の内容は大学教員の仕事や公募に関わることではありませんので、本当に小言としてお受け止めいただけたら幸いです。
研究室にかかってくる外線
私が勤務している大学は「ダイヤルイン方式」をとっていることから、研究室ごとに電話番号がそれぞれ割り振ってあり、外からの電話を直接受け取ります。
これは多くの大学で取られている方式であり、ダイヤルインでない大学のほうが少なくなってきているかもしれません。
(短大で勤務していた時は、短大の受付が一度対応して、関係者につなぐという方式でした。)
ダイヤルイン方式でない方が、ある意味フィルターがかかることとなりますので、受付さんには申し訳ないのですが、教員にかかってくる変な電話はシャットアウトできていました。
ただ、一度受付さんを通さなければならない煩わしさも感じていたことから、ダイヤルイン方式になっての不満はありません。
では、今回の小言はどういう内容なのかというと、
「リサイクルショップ」
「マンション売買」
の電話が非常に多いということです。
どこから私の研究室の電話番号を調べてくるのかわからないのですが、上記二つからかかってくる電話が非常に多いのです。
リサイクルショップ
まず、リサイクルショップですが、2週間に1度くらいはかかってきます。
それも、担当者が違うのかわかりませんが、毎回違う人がかけてきます。
店自体も違うのかもしれませんが、そこまで聞いていないためわかりません。
とにかく、「古いレコードはないか」「使わなくなった電化製品はないか」という内容を粘り強く聞いてくるのです。
間違い電話であればまだしも、何度もかかってくるため、どこかで電話番号のリストを共有しているのではないかと疑っています。
おそらく、私の職業については知らない様子でしたので、金目当てというよりは、あらゆる電話番号にかけまくっている印象です。
そのような業者に引っかかるほど、電話番号を積極的に公開しているわけではないのですが、なぜか高頻度でかかってくるのです。
マンション売買
これは完全に職業を知ってかけているかと思います。
大学教員が金を持っているという勘違いでかけてきているのが見え見えです。
一度、短大教員の時に受け付けを通してゴリ押ししてくる営業マンがおり、話だけ聞いたことがありました。
研究室に来てもらったのですが、案の定、ガンガン進めてくる営業マンでした。
資料を見せてもらうだけのつもりが、いつの間にかローンの事前審査の紙を出してきました。
なかなかのパワータイプの方だったなと、今振り返っても思いますが、一度敷居をくぐらせるとこうなる、という良い勉強になりました。
もちろん、契約などは一切しませんでしたが、今でも半年に1度くらいは知らない会社からマンションの購入に関わる電話がかかってきます。
余談ですが、聞いた話によると、国立大学の先生方にはもっと高頻度でマンション購入の電話がかかってくるということを聞いたことがあります。
断る術が身についた
上記のような電話がかかってくるまでは、「一応話だけは聞いた方がいいかな」「相手も仕事を頑張っているんだし」という気持ちがありましたが、今では一切なくなりました。
むしろ、話を聞いたうえで断るのであれば、その時間がお互いにとって無駄となる、という考えにいたり、すぐに切るようにしています。
今回は本当に小言となりました。
いつも記事を見ていただいている方々には申し訳ない内容ですが、日常の一つとして取り上げてみました。
このような一面もあると、知っていただけたら幸いです。
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