今回は、私が感じる最も対応が難しい学生についてお話ししたいと思います。
最も対応が難しい学生
現在勤務している大学には様々な学生がいます。
もちろん、小学校で働いていた時も短大で働いていた時も、いろいろな子ども達、学生に出会いました。
そんな中で、昔も今も私にとって対応が難しい学生が存在します。
それは
「連絡がとれない学生」
です。
私だけではなく、連絡がとれないということは誰にとっても対応が難しいのですが、メールやSNSが発展してきた現代においても、連絡が取れないというのは非常に悩ましい問題です。
メールの確認をしない学生
昔は掲示板などで呼び出しをすることもあり、1日に1回は掲示板を確認することもありましたが、現在の勤務校ではほとんどの連絡がメールにて行われます。
ホームページに掲載されることもありますが、必要事項があれば掲載と同時に全学生にメールにて連絡されます。
しかし、そのメールを確認しない学生が非常に多いのが現実です。
毎日スマートフォンを確認するのに、メールの確認はしない。
そんな学生が山ほどいます。
課題を出さない、授業に出席しないなど、他にも改善を要する学生はたくさんいるのですが、連絡を取ることができれば、あまり不安になることはありません。
ただ、メールをしても、ショートメッセージを送っても、電話をしても連絡が取れない学生がいます。
そのようなケースが私としては一番不安になります。
なぜなら、対応のしようがないからです。
連絡がとれるのであれば、厳しく指導をすることも、時には優しく諭すこともできます。
ただ、連絡が取れなければ何もできないのです。
もちろん、対面で授業に出てくるのであれば授業時に声をかけて指示を出すことができますが、授業にも出てこない場合、打つ手がありません。
多くの場合、連絡が取れなくなるということは、休学か退学が近づいている兆候だと私は感じていますが、時々、何食わぬ顔で授業には出てくる猛者も存在します(←よくわかりません)。
一昔前のように、メールによる連絡が当たり前でなかった時代なら理解はできますが、毎日のようにスマートフォンに触れる中で、大学関係のメールだけを確認しないというのは、やはり、興味・関心がないのでしょう。
ただ、興味・関心がないとしても、学生である以上、大学からの連絡には目を通す習慣をつけてもらいたいものです。
今回は対応が難しい学生についてお話ししましたが、学校関係者の皆さんにとって、対応が難しい子ども、学生というのはどのような人物でしょうか。
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