女子大という選択

雑記

今回は女子大を選択するということについてお話ししたいと思います。

前回も女子大について記事を書いていますので、ご覧になっていない方はぜひご覧ください。

https://note.com/embed/notes/n9dc561467f1d

女子大を選択する利点

前回は女子大における学生対応についてお話をしたのですが、今回は現代において女子大を選択する利点について考えてみたいと思います。

私は女子大に通ったことがないため、あくまで「考察」となってしまいますが、その点についてはご了承ください。

※選択肢が増える

そもそも論となってしまいますが、日本には女子大はあれど「男子大」はありません。

これは、その昔、大学のほとんどは男性が進むものとして設立されていたため、「男子大」と呼ぶ必要がなかったと言われていますが、2023年現在、男子だけの募集を行っている大学は日本においてはありません。
(防衛大学や電通大、各大学の理工学系の学部など、男性が圧倒的に多い大学、学部は存在します。)

しかし、募集を女子だけにしている「女子大」は縮小傾向にあるとはいえ存在しています。

そのため、女子大を視野に入れることで選択肢を増やすことができます。

①性的役割に縛られない

前回の記事において、読者の方からコメントをいただき、そのコメントでも話題となったことではあるのですが、女子大では性的役割に縛られることが少なくなると考えられます。

男性の教職員もいますので、性的役割から解放されるとまではいかないかと思いますが、学生が同性しかいないため、「重いものを運ぶのは男性」「女性はおしとやかに慎ましく」といった性的役割が極めて少なくなります。

実際、私が働いていた短大でも、学園祭の時などはテントを組み立てたり、テーブルを搬入したり、ステージを組み立てたりなど、いわゆる「力仕事」といわれる作業も、みんなで協力してやっていました。

差別的発言にならないか微妙ですが、率直に「たくましさ」を感じました。

性的役割に縛られないことはもちろん、異性の目を気にすることもないため、グループはできやすいものの、のびのびと生活できる雰囲気があります。

②学内施設が女性用となっている

女子大では当然のごとく、学内施設は女性が使用しやすい構造となっています。

最も代表的なものがトイレでしょう。

私が勤めていた短大では、男性用トイレは最低限しか設置されておらず、基本的に一つのトイレに便座は一つといった形でした。

ただ、学内に「音姫(水が流れる音がする装置)」を設置する際、女性職員に学内のトイレを調べてもらったところ、圧倒的にトイレの数が多く設置されていました。

当たり前なのですが、共学では少なくとも男子トイレの便座が一つと言うことはなく、複数台設置されています。裏を返せば、男性用トイレに割かなければいけないスペースを女性用トイレのスペースに活用することができます。それを実現しているのが女子大のトイレです。

トイレだけに限らず、化粧台が設置されていたり、講義室の足元に板が設置されていたりと、共学には見られない設備が整っていたりします。

女子大で生活しているとあまり気が付かないかもしれませんが、やはり、女性が生活しやすいような構造となっているため、学生生活も快適に過ごせるのではないかと思います。

③就職がしやすい

少し語弊があるかもしれませんが、女子大に向けて募集をかけてくる企業は女性を採用したがっていますので、女性をターゲットとした就職情報が集まります。

そのため、共学における就職活動よりも活動がしやすいという利点があります。

共学においては、男性を採用したいと思っていても、求人情報上は「男性のみ」という記載は現代ではしづらい傾向にあります。そのため、男性を採用する予定で面接等を行う出来レースが存在することも確かです。

しかし、女子大における求人では、繰り返しになりますが女性を採用する予定で求人情報を送ってきますので、女性が就職しやすい情報が集まりやすいといえます。

その結果、就職がしやすい環境が生まれます。

以上、大きく3つの利点を挙げてみました。

もちろん、3つ以外にも利点はあるかと思いますが、大きな部分でいうと上記に集約されるのではないかと思います。

雰囲気などの言葉では言い表しづらい部分もありますので、実際に大学に行って、女子大の良さを感じるのが最適だと思います。

高校生向けの記事になってしまったかもしれませんが、前回の記事と併せてお読みいただき、何かしらの参考にしていただけたら幸いです。

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